エスコートランナー物語

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【定年後夫婦で楽しめる居酒屋風キッチンの巻】

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エスコートランナー
中野 むつみ

御主人がお料理を作られ奥様はお客様になり、
二人で飲みながらの楽しいゆっくりできる『居酒屋風カウンターのあるキッチン』をご希望のリフォームでした。

リフォームは初めてのご夫婦、どんな展開になったのでしょうか。
エスコートランナー役の中野がご案内いたします。

 

お問い合わせから、工事終了まで

平成27年春
奥様から、お電話がありました。
『夫の定年が近いので、マンションの水回りのリフォームをしたいのですが・・』
と仰る奥様の声は緊張されているようでした。

早速、お話を伺いに上がりました。

奥様は、メモをたくさん用意され、
私たちに希望が伝わるように考えながらお話をしてくださいました。

着手前の家の様子

キッチン

バス

トイレ

定年後の二人の暮らしが楽しくなるように、
居酒屋風カウンターのあるキッチンを中心とした水回りリフォームをご希望でした。
一回目は、『こんな感じにしたい』までお話をお聞きしました。

2回目は、
『掃除がしやすい家』『汚れが目立つ材質』『浴室はお洒落にはこだわらない。機能性が優先』『台所の収納は引き戸がいい』など具体的なご希望をお聞きしました。
奥様のご希望は、イメージから大分、具体的な形になられたようでした。

3回目は、
建築会社より、目に見えるご提案を致しましたが、
奥様にしっくり感が見受けられず、
エスコートランナーである私と建築家者の技術者で、
『奥様のご希望の真意はどこか』を話し合い、
再度のプラン作成を致しました。

平成27年初夏
新しいプランを見ていただきながら、
キッチン、トイレ、ユーティリティー、浴室とより具体的な提案をしながら、
奥様のご希望と合わせていきました。

素人の奥様がイメージしやすい提案の仕方を建築会社さんがすることにより、
奥様との感覚的なずれは減っていき、
壁、床、IHクッキングヒーター、そして、メインの居酒屋風カウンターの設計など、
打ち合わせは細部に進んでいきました。

平成28年2月
奥様の諸事情で中断していた打ち合わせが再開し、
キッチン、トイレ、ユーティリテー、バスのデザイン案が固まりました。

平成28年3月
目に見える提案とショールームで実際の設備の確認を行い、
工事は5月中旬開始となりました。

平成28年5月
工事終了と引き渡し検査が行われました。

 

工事終了後の奥様の感想

エスコートランナーからの質問
「リフォームは、ご自分たちのイメージとあっていましたか?」

居酒屋はイメージ通り!でした。
週末は、二人でキッチンに並び料理の下ごしらえをします。
前より、少し広くなったので二人で動いても大丈夫です。
最後は、主人が料理の仕上げをしますので、私はこのカウンターに座ってビール、ワインを飲みながら、おしゃべりをしながら待ちます。
以前は、テーブルから料理をする主人が見えませんでしたので、なんだか一人で食べているようなさみしさを覚え、立って食べていたのですが、今は、とても楽しいです。

料理がすべて出来上がると、二人でこのカウンターに座るか、テレビの前に移動します。
後片付けは私の役目ですが、そのために食器洗い機は欠かせなかったのです。
食洗機にまな板が入るのも助かります。
キッチンが開放的になったのも、良かったです。
でも、冷蔵庫も替えればよかったかなとも思いましたが。

トイレもお風呂も満足ですよ。

リフォーム後

バス

トイレ

居酒屋風キッチン

居酒屋風キッチン

「リフォームを終わって感じることは?」

住みながらのリフォームって、こんなに労力がいるのかって思いました。
そして、キッチンとか生活に密着したところは、今までのやり方が身についているようで慣れるのに2か月ほどかかりました。
キッチンの棚には、主人がどこに何が入っているかわかるように、テープを貼りました。
また、見えないものをイメージするって難しいこともわかりました。

大きなリフォームは、この先20年はないでしょうが、
一度経験したので小さなリフォームは、億劫ではなくなりました。

 

エスコートを終えて

こちらの奥様は、以前、私のセミナーをお聞きになり、お電話を下さいました。
とても知的で奥ゆかしく、ボランティア活動も積極的にされておられ、でも、おしゃべりではなく、御主人への愛情がお話から伝わってくる方でした。

この奥様のお話の中で、とても印象的だったことがあります。
それは、『私と主人の年の差もありますが、将来、私は主人を看取る立場になると思うのです。主人がいなくなったあと、私が生きることに困らないように主人はいつも考えてくれます。今回のリフォームも、業者選びから様々な決断まで、自分一人でやってごらん、と言われました。助けてあげるけれど、自分で決めてなさいと。』
この通りに、奥様はいつもご自分の口で建築会社の技師さんに思いを伝えようとされていました。
私は、エスコートランナーとして、そのお手伝いをしただけです。

工事が終了した時、奥様には、初めてお会いした時の不安感は微塵もなく、
リフォームをした自信さえお見受けできました。

また、工事終了後の質問でも、建築会社にスマホで写真を撮り、
部位をわかりやすくしてメールで送るなど、
ご自分の考え希望を的確に業者に伝える力も付かれたようで、正直、驚きました。

いろいろな意味で、御主人のご希望通りに事は進まれたのではないかと思いました。

リフォームは、前向きな行為と私は思っていますが、
ご夫婦がそれぞれにご自分の生き方を考えておられ、
それと一緒に二人で幸せに生きることも、
生活の中に取り入れることで、
人生をより豊かにされているこのご夫婦のリフォームのお手伝いをさせて頂き、
私自身、これからの自分たち夫婦の生き方も考える事ができました。

本当に、ありがとうございました!
末永く、ご多幸であられることをお祈りいたします。

 

エスコートランナー
中野 むつみ

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