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距離感とコミュニケーション

こんにちは

本日の担当は インテリアコーディネーター鈴木いずみです
昨日の事です、お取引先のある打合せ場所で「ワァー」という声が上がりました。
いつも打合せに使わせて頂いている小会議室が使用中だった為、VIP用の応接室を提供して頂いたのでした。
この部屋に初めて入った皆がワァー!と声をあげた理由は、その部屋の醸し出す厳粛な雰囲気に圧倒されたからでした。大きなサイズの革ソファが並列で二本づつ向かい合わせに並んでいます。ソファの間にあるテーブルの向かえ側との距離私の身長程あるでしょうか。
ソファ越しに、いつもより大きい声と資料がテーブルの上を飛び交い、この日は打ち合わせを終えました。

当日の会議はこんな感じです

会議室2

 

この応接室では、日常どんな会議が行われているのだろう?想像が膨らみます。

仕事柄、配置や家具の大きさ、人と人の距離が気になります。
コミュニケーションと人と人との距離関係は、様々な研究がされており、近年ではコミュニケーション創造の為の家具も開発されています。

これは家庭の食卓やソファコーナーにもあてはまります。

さて突然ですが質問です
あなたの大切な人がパースの向こう側席に座っています

あなたがどの席に座るとコミュニケーションが活発になるとおもいますか

図2

A真正面席は 心理的に対決し緊張を作る位置と言われています。おたがいの距離が遠い程それが高まります。

B斜め席は 45度は 相手の視線を外れ距離が近づく事で親近感が増します。

Cお隣り席は 右利きの人は心臓側から近寄られると緊張すると言われます(心臓を守るという意識が働くのでは)
相手が右利きの人でしたらこの画のように右側に座ると良いですね、この位置も打ち解けて会話が弾むでしょう。

 

ご主人やお子さん、大切な家族とちょっと距離を感じてしまった時や寄り添いたい気持ちの時には、敢えていつもと違った席に座ってコミュニケーションを図ってみるのは如何でしょうか。

ただし斜めや横に座るには、既にコミュニケーションが形成されていなければ、警戒されてしまう距離ですから、仕事や友人関係でこれを実践される時は慎重にお試し下さいね、私は下記の様な座り方をお勧めしています。

正面から少し席をずらすだけでも効果はあります。

図3

距離と心理を上手く利用してコミュニケーションの活発化を図ってくださいね。
さてさて私は、昨日の大きなテーブルの企業さまへ、会議に最適なレイアウトの提案に行って参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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