インテリアについて

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インテリアにできること

こんにちは
鈴木いずみです

インテリアコーディネーターとしての仕事が四半世紀近くなりました
今年、インテリアの大切さに改めて気づく機会がありました
その時のことをお話したいとおもいます

家族が長時間の手術を受けることになり、ICU待合室で待機しました
その待合室はとてもきれいに設えられていて、カフェのような雰囲気です

あ

でも私はその場に30分といられなかったのです
その理由は、いくつかありました

座面が固くて高い
私特別足が短くないのですが^^足が床に着かなかったんです
座面に張られた合成皮革がとても固い素材なのも影響ありそうです

もう一点は照明が眩しい
部屋に比してダウンライトの数が多いようです
集光率がたかい種類のランプだった事も影響あると思います
上のようなシャープなあかり、拡散し柔らかく照らすあかり
色合いの他にダウンライトの種類も色々あるのです

ほどなくしてお隣のテーブルに、身内の緊急手術の為に地方から
駆けつけたというご高齢の家族がいらっしゃいました
とても疲れた様子で
「移動中寝られなかったので、横になりたいんです」
と看護師さんへお願いしています

待合室の奥には、お布団が2枚敷ける程度の部屋が用意されています
でも残念ながらその部屋を使う事は出来ませんでした

お布団やソファの用意が無い事と、床が固いのでここより
(この部屋の椅子より)疲れますよ、というような説明が聴こえました
仕事柄、とても残念におもいました
ICU待合室は、長時間過ごす人が多く
私も含めて、重要な判断を迫られる事も多いところ
 
その場が人に優しいかそうでないかが
心身に与える影響が大きいと思うのです
 
私はその時、こころに誓いました
そこで過ごす人の心に寄り添うようなインテリアを
これからはもっと積極的に提案して行こうと!
 
つらい経験が、インテリアの役割を改めて考えさせられる機会と
なりましたがこんな嬉しいこともありました
  
家ねっとでプランを担当させて頂いた顧客様からこんな言葉を頂きました
「食事のあと、食卓で主人と会話する時間が増えたんです!」
コーディネーターとして、それはそれは嬉しい言葉でした
そんなシーンを想像しながらプランしたのですから(^^♪

このお話は、また別の機会に

※文中の写真は本文と関連ありません

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