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家にも心があるとしたら?

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

人間って、
自分でその立場にならないと

わからないことって
いっぱいありますね。

例えば、
【家】のこと。

今の自分の家ではなくて、
【自分が生まれ育った家】です。

現在、日本では空き家が問題になっています。
日本全国、空き家だらけ。

と、政府は言って、
色々な対策が出されています。

高度経済成長とともに核家族化が進み、
スープの冷めない距離に住む。

ことが、
ステータスというか、

欧米的で
憧れの時代に

私は結婚しました。
運良くというか、

夫は三男でした。
私は、

働き続けていたこともあり、
自分の実家の近くにマンションを買いました。

うちの子たちも
祖父母の近くで暮らし、

楽しい時間を過ごしました。
実家は大きかったのですが、

我が家の子達がいつもいて
賑やかで狭いとさえ思いました。

私の姉も
近くにマンションを買いました。

時が経ち、
父は亡くなり、

母は暖かい有料老人マンションに
移りました。

実家はもぬけの殻に
なりました。

今まで、
空き家問題は

人ごとで、
空き家は空き家でしか、

ありませんでした。

ところが、
自分の実家が空き家になった時、

私の心のありようは
少し、変わったのです。

庭木や庭石さえ、
壊して捨てることに

心が痛みました。
父が自慢でつくった庭でしたから。

私は、
空き家問題は、

単に、

壊す費用だとか、
売れないとか、

壊れて危ないとか、
そういうことだけでは、

進展しないのだと
気がつきました。

もう一つ
家を残された人の

心の問題が
あるのだと思います。

踏ん切りの付け方と
いうのでしょうか。

私は、
小樽で

古い建物を
再度利活用するNPOを

つくっているのですが、
そこで学んだことがあります。

家は
そこで暮らして生きた人たちの

人生と思いを
包んでいるのだということです。

なにそれ?
と思われるかもしれませんが、

家を託された人に
踏ん切りがつくと

家は次の生き方を
持てるようになります。

なんだなんだ!
と、

???でしょうが、
もし、

親に託された空き家に
ため息をついておられる方が

いらしたら、
是非、一緒に考えて見ませんか?

一歩足が前に進むと
思いますよ。

そんなセミナーを
開くことにしました。

10月22日 13時30分から
エルプラザです。

家も自分も
新しい一歩を踏み出せるセミナーです。

皆さんのご参加を
お待ちしています。

エスコートランナー役の中野でした。

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