エスコートランナー

祈る場所?

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

先日、
友人から良い話を聞きました。

その彼女は、
ご主人を亡くされて一年あまりでした。

ご主人は長男ではなかったので、
お仏壇を購入されたそうです。

その時、
息子のお嫁さんに、

将来、この仏壇を見てくれる?
と聞いたら、

『ありがとうございます』
と、答えてくれたと、

彼女は言っていました。
そして、

『私なら、わかりました。
と、答えると思うの。

なのに、
ありがとうって言ってくれたの。』

彼女は本当に
嬉しそうでした。

私は、
なんて素敵なお嫁さんかしら

と思うと同時に、
自分の娘たちにも、

お仏壇を預かる役目は
有難いことなのだと

伝えたいと思いました。

いつからなのか、
仏壇を守るのは面倒なこと、

厄介なこと、
と、言う風潮が広まったように思います。

確かに、
子どもの数が少なく、

一人っ子同士で結婚したら、
仏壇が二つになってしまいます。

確かにそうなんですが、
自分の家にご先祖様がいると言うことは、

家を守ってくれているようなもの。
自分のルーツの一つではありますが、

大事なつながりで
あるように思います。

もっとも、
かく言う私も、

若い時は
その意味がよくわかりませんでした。

でも、
夫の両親が亡くなり、

父が亡くなり、
愛する叔父叔母たちが亡くなるにつれ、

ご先祖様を祀る意味を
考えるようになりました。

うちの夫は三男なので、
仏壇はありませんが、

写真を飾っておりんを置いています。

私の実家は神道なのですが、
私が御霊様を預かっています。

なので、
我が家は神仏混合。

毎朝、
柏手を打ったり

おりんを鳴らしたり、
あ、賛美歌も歌っているか。

そんな感じなのですが、
その時間は大切な時間なのだと

わかるようになりました。

お墓が納骨堂になっても、
お仏壇が小さくなっても、

神棚が、
御社なしのマンション用になっても、

良いと思います。
ご先祖様や先に逝った人たちに、

手を合わせる場所があれば
良いのだと思います。

我が家には和室がなく、
おりんも立って鳴らします。

それでも、
手を合わせる空間は、

あった方が良いと思っています。

皆さんは、どう考えますか?

エスコートランナー役の中野でした。

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