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いくつになっても再発見!

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

実は私、
昨年末に実家の取り壊しを

致しました。
母がホームに入り、

3年が経っていました。

この家と土地は、
私に所有権はないのですが、

行きがかり上、
管理を任されたわけです。

で、
すったもんだの末、

取り壊したのですが、
実は、

すったもんだは、
私の心でした。

いやああ、
実家を壊すのって大変だわ!

と、
友人に話したら、

『自分が育った家だもんね』
と言われたのですが、

私がその実家で暮らしたのは
数年でした。

なんだかなあ、
なにが問題で、

心の中が
すったもんだするんだろう。

まあ、
色々考えたわけですが、

その話は、
3月17日のセミナーでお話するので

ちょこっと
置いておいて。

もう一つ、
気がついたことというか、

あら!
と、思ったのが、

自分の思い込みの発見でした。

私、昔看護婦だったのですが、
ずっと、

親が生きているうちに
家をこわす、売るをしてはいけない。

と、信じていました。
生きる意欲が失せるから。

が、
その理由でした。

全員そうだと
信じていました。

ところが今回、
実家の屋根の傷み方がひどくて、

何百万もかけて屋根を直すか、
取り壊すか

の決断になったのです。
もう仕方ありません。

で、
母の承諾を受けに行きました。

母は、
すんなりとOKでした。

逆になんだか
重荷が取れたようにも見えました。

でも、
私の心はすんなりでは

なかったのですが。
まあそれはさておき、

しばらくして、
母のサインが必要で、

もう一度、
取り壊すことを言いました。

土地は、売ります。

母はサインをしながら、
『これでスッキリしたね!』

と言いました。
そして母は、

元気です。
元々、執着のない母なのかも

知れません。
母を大好きな私の娘たちも

実家に執着はなかったようです。
もしかしたら、

母が元気だから、かも、
知れませんが。

人によって、
状況によって、

色々だけど、
親が元気なうちに、

実家をどうするか決めた方が
うまく行くこともあるかも知れません。

そして、
その時、親がホームや

高齢者マンションにいるなら、
そこは【施設】ではなく、

住処であると考えることが
大切な気もします。

例えば、
間貸でも、

下駄履きアパートでも、
高級マンションでも、

住処は住処、
じゃあないですか。

そこんところも、
大切な感情のような気がします。

それにはまだまだ、
色んな意識改革が必要だとは

思うのですが。

たかが実家の取り壊しでしたが、
ものすごーく

いっぱい学びました。

その辺りの話、
むつみさんバージョンとして、

お伝えしますね。

時は、3月17日11時から。
場所は、第一ホテル

お待ちしていまーす!

エスコートランナー役の中野でした。

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