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エスコートランナー日記(中野邸)

ある日、中野むつみ代表が

「うちの主人はずっとお風呂をリフォームしたがっているけど、

私にはその意味がわからない。今のままで十分なのに・・・」

とつぶやいたのです。

 

私は中野むつみ代表に言いました。

「なんと家庭的なご主人なのでしょう!

だって、外に気持ちが向いている旦那様なら

お風呂のリフォームなど希望しないですよ。

家にいる時間を大切にしたいと思っている

ご主人だからこその望みですよね。

その気持ちを大切にしてあげてくださいね。」

私の父が、晩年になってお風呂をリフォームして、

とても幸せそうにお風呂タイムを楽しんでいたこともお話しました。

 

何日か後に中野むつみ代表から連絡がありました。

お風呂のリフォームをすることにするわ!

「家ねっと」に仕事として依頼するから

柴山さんエスコートランナーになってね!と言われて

「家ねっと」として中野邸リフォーム工事の受注に成功したわけです(^^)/

 

第一回目の打ち合わせは、ご主人と一緒に

中野むつみ代表のご自宅で行いました。

私はご主人の横に座り、ささやくようなつぶやきを

聞き漏らさないように細心の注意をはらいつつ打ち合わせに入りました。

ご主人は、要所要所で、きちんと自分の希望は発信します。

しかし、独り言のようにささやくので、

注意していないと聞き漏らしてしまいます。

中野むつみ代表の声はなぜかよく通るし、言い方に勢いがあるので、

ご主人の声は、その声にかき消されてしまうことに気がつきました。

 

ちょっと待って!はい!ご主人、どうぞと

言いながら打ち合わせを進めていくと

中野むつみ代表も察しのいい方なので、

今回のリフォームは主人の希望を叶えるのが目的だったと初心にかえり、

しっかりとご主人の声に耳を傾けてくれるようになりました。

そこから先は、私が同席しなくても中野むつみ代表が

ご主人の希望を取り入れるという基本線から大きく

ブレることはないだろうと確信しました。

 

私の本業は不動産売買仲介の仕事ですが、

仕事をさせていただきながらお客さまの人生模様をお聞きするときがあります。

人はみな、実にドラマッチックな人生を歩んでいるのだとしみじみ思います。

私自身も平凡な人生ではなかったので、共感できる部分もあって

時間を忘れてお客さまと話し込んでしまうこともしばしば。

それも仕事の一部であり、私の人生に彩を与えてくれるひとこまです。

 

過去にお仕事をさせていただいたお客さまから、

久しぶりにご連絡をいただいて

不動産には関係のない人生相談を受けることもあります。

辛くて誰にも相談できない話を、私によくぞ話してくれたと嬉しくなります。

心を込めて一緒に考えて、答えを見つけるお手伝いをさせていただきます。

 

お客さまの思いを引き出し、

お客さまの思いに寄り添うという点では、

私の仕事もエスコートランナーの役割も同じだなと思います。

不動産売買担当の柴山でした (^_-)-☆

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