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御供えを包む。。意味。。

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

私はただいま62歳ですが、
どうして今まで気がつかなかったのかしら?

と思うことが多々あります。

例えば、

うちの夫は三男で、
釧路に眠る義父母は、

長男である夫の兄と兄嫁が
護ってくれています。

命日は元より、
お盆もお彼岸も、

納骨堂のあるお寺をお参りしてくれます。

私たち夫婦といえば
仕事に追われ、

『あ!命日、すぎちゃった!』
という親不孝者。

忘れずにお参りをしてくれる兄夫婦に
頭が下がります。

ので、
お中元やお歳暮は送っていたのですが、

ふと、
母の言葉を思い出しました。

父が長男でしたから
私にとっての祖父母の御霊は

私の両親が護っていました。
(神道なので、御霊様)

命日やお盆には、
神主さんが祝詞を上げに来ていました。

が、
ある時母が言ったのです。

『S子さんは、必ず命日の時、
お供えを包んで来てくれる。

嬉しいわ』と。
S子さんとは、父のすぐ下の妹、私の叔母です。

母も父も
お金には不自由をしていませんでしたが、

先祖を護るとは
大変なこと。

護ってくれてありがとうございます!
の気持ちで、

叔母は、
御供えを包んで来ていたのだと、

私は今頃気がつきました。

義兄嫁が護ってくれるから
私たち夫婦は、安心して、

命日、忘れていた!
なんて言えるのです。

それにお参りも
心がないとできませんから。

そう気がついて
お供えとお花代を包んで送ろうと思ったのに、

お盆も過ぎ
お彼岸もすぎてしまい、

慌てて先日、
送りました。

そうしましたら、
先ほど、義兄嫁がびっくりして

電話をくれました。
義母が亡くなって丸12年、

義父が亡くなって丸8年、
初めての事をしたので、

義兄嫁もびっくりしたのでしょう。
なので、

『もっと、早く気がつけば良かったのに、
ごめんね。

母の言葉を思い出したの』
と、言いました。

義兄嫁は、
笑って受け取ってくれました。

『また、送るね、
きっと、時期外れになると思うけど!』

『わかったよ〜〜
何か御供えを上げるね。』

と、電話を切りました。

時間もお金も使って
供養をしてくれている長男夫婦。

それを当たり前と思っては行けない。
御供えを包む。

日本には、良い言葉があると思います。

エスコートランナー役の中野でした。

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