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されど実家

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

うち、って
本当に面白いなあ。

と、思います。
家と書いて、

【うち】と読む。
家ねっと名前の由来でもありますが。

建物の不思議さ、
とでも言うのでしょうか。

私は、
家ねっとと同時期、

小樽にNPO法人を立ち上げました。
NPO法人小樽民家再生プロジェクトと

言います。
実はその活動の一環として、

昨日は、
小樽の旧寿原邸と言う邸宅の、

一般公開とイベントがありました。
内容は、

着物を着付けて貰って、
小樽をそぞろ歩くと言うものです。

何と!
家ねっとのメンバーから

柴山ひろこさん
山谷 恵美子さん

堀岡咲枝さん
榎本麻子さん

も、
参加して下さいました。

で、
そちらの写真が

こちらです。
美しいでしょ!
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そして、
この美女たちがきている着物は

中古着物なのです。
帯も帯締めも帯揚げも!

これが着物の
すごいとこですね。

旧寿原邸と言う
昔のお金持ちの邸宅和室に

その古い着物が
展示されたのですが、

立派な床の間のある高い天井の和室に、
それらの着物が置かれると

突然、
着物たちが輝き始めました。

我が居場所が定まった!
と言う感じでしょうか。

そして、
目の肥えた女性たちに

次々と選ばれ、
着付けの遠藤先生が待つ客間へと

運ばれたのです。
そして、

あっという間に
4人の日本婦人の
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誕生となりました。
別に着物を着なくても

日本婦人ですが
着物はやはり、

日本女性の美しさを
引き出します。
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長年、
眠っていた着物たちは、

この女性4人と
会う運命だったとさえ

思うほど
それぞれに

溶け込んでいました。

そして、
それを見ていた旧寿原邸も

喜んでいるようでした。

私は、
着物にも家にも

きっと魂があると思います。

旧寿原邸は
これからも人の温もりと

生きる使命を持っているし、
着物たちは、

それぞれに
次の持ち主へと

引き継がれ
これからも女性たちを

美しい日本女性に
変身させる使命を持っている。

そんな気がします。

ただ、
全ての建物の使命が

【継続】なのでは
ないのでしょうね。

我が実家の使命は、
私を親離れさせ、

そして、
私や姉が

自分らしく
人生を歩くために

家がなくなる。
と言うものだったようです。

旧寿原邸のように
100年経っても、

まだ地域で生きて
地域を支える使命があるものもあれば、

なくなることで
子孫に力を与えるものもある。

【されど実家】です。

19日11時から、
札幌第一ホテルにて、

親からの愛の受け取り方
中野の実家取り壊しの顛末から

を、
お話しします。

参加費3000円
昼食付きです。

残席一つ。
宜しかったら是非どーぞ!

エスコートランナー役の中野むつみでした。

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