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家の不思議について

家ねっと代表でエスコートランナー役の中野です。

近頃、自分のことって、
自分が一番知らないと、
思うことが多いのですが。。。

で、
さっきやっとわかったことが
ありました。

人は成熟してくると
年を重ねたものにしかないモノに
感じるようになる。

です。
何を今更!

ですが、
それが本当にわかった気がしました。

私の友人に、
カナダで不動産について勉強した女性がいます。

彼女いわく、
『カナダでは、新築より中古の方が人気がある』

ふうん、
それはどうして?

『年齢を積み重ねたから』
ふうん。

そりゃあ、
カナダの家はいい家だし。

そんな感じで、
彼女のいうことを
日本に当てはめることができなかったのですが。

今、
この歴史の浅い北海道でさえ、
古い民家を使ってのレストラン、カフェ、etcが
急増しています。

それが、
別にいい家?とか、
歴史的建造物とか、
ではなくて、

普通に建てられた民家、
築50年前後のものもあります。

普通の人が
普通に働いて
普通に暮らしていた家。

そこに人が集まるのです。
不思議。

と、
思いましたが、

多分、
居心地がいいのですね。

人が生きてきた家
人たちが集っていた家

その中に染み込んだ何かが
人を穏やかにするような気がします。

人を受け入れてきた家という器は、
その人たちの

笑い声も涙も
よし!と立ち上がるところも

色んなものを
見てきて感じてきていて、

それが
家という器を温かく大きく

していることが
ようやく、わかりました。

今までも、
そうだろうなあ。。

とは思っていたから、
小樽の民家再生にも関わってきたのだと思いますが、

自分の実感として
揺るぎないものになった気がします。

我が家はマンションです。
上の階の家族が家を建てて出て行き、
2歳くらいの女の子がいる若い夫婦が入ってこられました。

毎日、子どものコトコトと走る音が聞こえます。
なんだか、嬉しくなるんですよ。
また新しい家族づくりが始まったようで。

カナダには行ったことはありませんが、
きっと自然の中で生きてきて
人間らしい感性が磨かれているから、
新しい家より、時を経て使われてきた家を

好むのでしょうね。

22日は、自分の育った家を考えるセミナーです。
13時半から、エルプラザ多目的室です。

お待ちしています。

エスコートランナー役の中野でした。

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